マスタリングTCP/IP 入門編 メモ

マスタリングTCP/IP 入門編を読んだ。
とても良かった。知らなかったことをメモ。

・1970年代、各メーカーが独自規格でネットワーク機器を作成していたため、ISO(国際標準化機構)はOSIと呼ばれる通信体系を標準化した。
 OSIの定めるプロトコルは普及していないが、OSIプロトコルの設計指針であるOSI参照モデルはとても有名。
・TCP/IPはIETF(Internet Engineering Task Force)にて提案されたプロトコルで、現在のデファクトスタンダード。
・探索MTUは10分しかキャッシュされない。
・IPパケットを利用した、ECN(Explicit Congestion Notification)という輻輳通知機能がある
・Mobile IPという移動時にネットワークが変わっても、IPアドレスが変えなくする技術がある
 内部的には変えたくないIPアドレスのネットワークに仲介エージェントを配置し、リバースプロキシするようなイメージ。
 IPv4だと仲介エージェントが必要だが、IPv6 Mobile IPだと不要になる。
・TCPとUDPは同じポート番号を別の目的で利用することが可能。
・ACKは肯定確認応答、NACK(Negative Acknowledgement)は否定確認応答。
・Nagleアルゴリズムのように、送信処理を遅らせることでネットワークの利用効率をあげる方法もある。ただし遅延につながることも。
・UDPパケットはチェックサムエラーがあるとパケットすべてを破棄する。UDP-Liteでは一部エラーでは破棄しないようにできる。
・TCPに追加してマルチホーミングに対応したSCTP(Stream Control Transmission Protocol)なるものがある。
・TCPのシーケンス番号の初期値は乱数値で決定される。
・経路制御アルゴリズムにはDistance-Vector(距離をが近いネットワーク情報を各ルーターがもつ)とLink-State(同じ経路制御表をすべてのルーターが保持する)の2種類が存在する。
・OSPFにはエリアという概念があり、管理する範囲をエリア内のみとすることで、経路制御情報や処理負荷をさげる。
・ISPや地域ネットワークなど組織を束ねるネットワーク集団を自律システム(Autonomous System)と呼ぶ。
 ASには16ビットのAS番号が割り当てられ、AS番号を使って経路制御される。
・インターネットは当初ARPANETがhostsファイルを一括管理していた。
・URIはあらゆるスキームに対応した識別子。
・POPは既読情報をメールクライアントで管理し、IMAPはサーバで管理する。
・SSHを利用してポートフォワード機能を利用可能。サーバAのポート1000へ接続すると、サーバBのポート110に接続するといったことが可能。
・MRTG(Multi Router Traffic GRAPHER)はネットワークトラフィックを収集して、グラフ化するツール。
・H.323やSIPは、呼制御(相手を呼び出し、どのような形式でデータのやり取りをするか)のプロトコル。
・広域イーサネットは通信業者が提供するVLANを利用者が専用で利用する。(データリンク層を利用するため、TCP/IP以外のプロトコルも利用可能)
・ITIL(Information Technology Infrastructure Library)はイギリス政府が策定したITシステムの運用や管理業務に関する階層・体系的なガイドライン。
・インターネットの最大の利点は「エンドツーエンド通信」。IPv4では枯渇によりこれを実現できない(NAPTなどで補っている状態)。

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