Windows server 2012 エバンジェリスト解説シリーズ

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WindowsServer2012

ホストは640論理CPUまで利用可能
仮想マシンは4CPUから64CPUへ
NUMAの世界を意識しないと64CPUが意味がないかも

Hyper-Vレプリカ

Hyper-Vが2台とネットワークで接続されていれば問題なし
世代管理ができる
レプリカから復旧時に起動するときのIPアドレスも指定できる

ネットワーク仮想化

ネットワークの仮想化についてはGUIがない
System CenterにUIを用意している
ネットワークの仮想化は大規模団体しか利用しておらず、System Centerを利用しているため

Servece Provider Foundation

SystemCenterの上にかぶせるようなツール。
ユーザーからの要望に合わせてプラグインが作れたりする。

Hyper-Vリソースメータリング

リソースの利用状況が容易に把握できる(課金などをする場合)

Software Defined Network

ネットワークの世界がソフトウェアベースで制御できる
OS含めた拡張を行うことができる。仮想スイッチからの流れがわかる
WFP:同じ仮想マシンが並んでいるなら同じファイヤーウォールを利用するという考え方

NanoWBEM

Windowsからlinuxを操作することもできるらしい

束ねてから制御が常識に

標準機能でNICをチーミング。OSでできるから(今までは物理NICやドライバに依存していた)
Hyper-Vのホストで物理的に束ねて、仮想マシンにQosで割り当てることができる
Hyper-Vのゲストで仮想NICを束ねる(ゲストは2012)こともできる
動かしている途中にQosを変更可能。例えば深夜にバッチを流すときは、、、といった手段もある

ネットワーク仮想化

マルチテナントデータセンター
Blue社とRed社が同じPrivateIPをデータセンターに持ち込めるようになる

GRE(Generic Routing Encapsulation)

Hyper-Vのゲストに同じIPアドレスを持つことができる
GREはlayer3なのでVLANTAGが違ってもOK
操作方法にGUIはなくNetVirtualizationというPowerShellコマンドを利用する

SR-IOV

Single Root I/O Virtualizationサポート
ネットワークのボトルネックはこれを利用する
対応している物理NICと対応しているHypervisorが必要
Hyper-V Switchを経由しなくても良い
物理NICがいくつもあるように見え、仮想マシンから物理NICと結び付けることができる
ただしライブマイグレーションがうまくいきにくかったらしい。。

ストレージと仮想化のインテリジェントな関係

ODX(オフロード)処理可能:専用のディスクを買っていれば、最大に活かしたい
大量コピーなどをストレージが担保する
普通のOSとしても可能であり、ゲストの仮想マシンも可能
ただし仮想マシンについては、IDEコントローラーで起動されるものについてはODXを使用できない
SCSIコントローラーに接続している場合のみ利用可能
そのため、ブートとOSとデータ領域は分けるべし
またデータ領域についてはReFSがオススメ

VHDXフォーマット

64TBサポート:仮想ディスクの大容量化

ストレージとしてのWindowsサーバ

ストレージのプール化
仮想ストレージとして、ディスクがあるように見せかける
シンプロビジョニング:存在するように見せかける。裏でディスクを追加する
NFSを利用できるため、Linuxからも利用することができる
ブロック重複排除機能(「役割と機能の追加」からインストール)
ProgramFiles配下などほとんど同じ
それなら一緒にしたほうがいいじゃん。という発想の機能、だいたい50%ほど削減できる

SMB3.0を使うとHyper-Vはこうなる

仮想ディスク置き場にファイルサーバを利用する
北米でテストしたときは10Gpersec出ていた
リモートとローカルを気にしなくて良い時代がくる

その他の用語

DMA:CPUを介さずに、メモリとデバイスでデータ転送を行う。ネットワークカードなど
RDMA:通信について、CPUを介さない。メモリからメモリへ
→InfiniBandで利用されている技術:Intel社を中心に設立された業界団体が推進する次世代インターフェイス技術。主に外付けインターフェイス用の技術として開発されており、サーバのクラスタリングや外部ストレージとの接続など、超高速での通信が求められる分野での活用が期待されている。InfiniBandの通信速度は1チャネルあたり片方向2.5Gbpsで、1本のケーブルに最高12チャネルを収納できるため、ケーブル単位では最高で片方向30Gbps、双方向60Gbpsまでの対応が可能となっている。