RecoChoku Tech Night #09 4社合同 AWS re:Invent参加レポート に参加した

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RecoChoku Tech Night #09 4社合同 AWS re:Invent参加レポートに参加した。その際のメモ。

re:Inventについて

登壇者の意見まとめ
・徐々に参加者は増え、5万人に
・セッションだけでなく、ワークショップやハンズオンなど手を動かすイベントが多い
・EBCという、サービス開発者と直接会話できる機会がある(CloudFrontとS3の開発者と有意義なやり取りができたらしい)
・日本では味わえない熱量を感じられる
・サーバレスの時代に(コンテナよりもLamda的な観点を受けた)
・AWSが何を大事に思っているかを肌で感じられる

気になったサービス – 株式会社レコチョク 権藤 洋一郎氏

・Quantum Ledger Database (QLDB)
 フルマネージドの台帳管理サービス
・DeepRacer
 強化学習型のラジコン
 いかに自動運転をさせるかがポイント
・Visual Studio CodeでもLambdaを扱えるように
・オンプレミスのレガシーなサービスをAWSに持っていくためのサービスも増えていた

Amazon S3 Intelligent Tiering について – 株式会社ミクシィ 清水勲氏

・380万人が使うNo.1家族アルバムアプリ「みてね」のSRE
・Intelligent TieringはS3の新しいストレージクラス
・データを最もコスト効率の高いストレージクラスに移動してくれる
 ・128KB未満のオブジェクトは自動階層化に適していないため、常に高頻度アクセス層に格納される
 ・通常はコストが下がるはずだが、モニタリング・オートメーション費用のため容量が小さいファイルが多いと割高になる可能性あり
 ・事前に分析することができる

AWS LambdaにサポートされたALBで開発してみた – 小林 真弓氏

・ALBのバックエンドにLambdaを置くことができるようになった
 ・リクエストとレスポンスはテキストかバイナリしかNGのため注意が必要

API Gatewayとの違い

・ALB配下にEC2などと共存することで、認証だけはLambdaに、という処理が可能になる
 ・Lambda自体の知見は多いが、まだALB配下の知見はほぼない状態なので、現状は管理が複雑になる可能性大
・RestAPIを利用するための複雑な機能や、WEB SOCKETといった別のインターフェイスが必要な場合はAPI Gatewayが優勢

Amazon Personalizeの紹介 – 福治 菜摘美氏

・機械学習できない人でも利用しやすいサービス
・HRNN Recipe(2017.7 映画のレコメンドで一番良い結果を出したレシピ)など多くのレシピを利用できる

Amazon Forecast の紹介 – 岡崎 拓哉氏

・予測データを簡単に作成できる
・売上予測などが作成できるかも

AWS Transfer for SFTP で◯◯してみた – 株式会社フォトクリエイト 野口 孝昭氏

・カメラマンの納品手段が5台のFTPサーバーと共有ストレージ
・積もり積もって画像容量は3ペタバイト。10億枚の写真
・API Gateway経由のLambdaを叩くことで認証は自由にできることがわかった
 ・IP制限がかけられず様々な国から攻撃されることが辛い

SageMakerアップデートの紹介とデモ 株式会社フォトクリエイト 林 裕一郎氏

・SageMaker Ground Truth
 ・教師あり学習の正解データ作成をサポートするサービス
  ・今までこれ というものはなかったため、それになれるか
  ・あいまいなデータは人間にラベルを作成させる

Custom AWS Lambda Runtimesの紹介とデモ – アマゾンウェブサービスジャパン株式会社 畑 史彦氏

・言語ランタイムを持ち込むことで好みの言語を利用するCustom Runtimesをサポート
 (ランタイムを持ち込む時点でLambdaのメリットはだいぶ減っている)
・パートナーからPHPやCOBOLが提供される予定
・例えばまだサポートされていない最新の言語や、サポートがきれた言語を利用することが可能
 ・ただし管理対象が増えるため、デフォルトのLambdaを利用することがベスト