OCIjp #44 に参加した

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OCIjp #44に参加した。
気になったことや知らなかったことを記載する。

OCI+CDNについて&OCIと他社クラウドを繋いでみた成果発表 – アトミテック 大森氏

・OCIのCDNがリリースされるはずだった。3月からLA(限定公開)されているがまだGAされていない。
・OCIにCDNを設定する場合、3rdパーティCDNだとAkamai,Fastly,Cloudflareを使うことが多い。
 ・Fastlyについてはディスカウントがやりやすいらしい。扱っている企業へ相談すべし。
 ・OCIのストレージの外部URLは長いので、3rdパーティCDNと連携させる場合はリライト機能を利用する必要あり。
・OCI Azure InterconnectでAzureに接続して、CDNサービスを使うことも可能。
・OCIのCDNについて、LA段階ではストレージと連携する場合はリライトは不要そう。WAFは設定できないかも。
・OCIと他社クラウドをインターネットVPNで接続する場合、OCIはCPEが無いとトンネルを作成できないため、先にAWSやAzureを設定する必要がある。

Oracle Autonomous DatabaseのDelta sharing機能について – Shinichiro Otsuka氏(Oracle ACE Director)

・8月下旬段階での情報をまとめている。
・Always FreeでAWDを作成して、Delta sharing機能を利用可能。準備としてプロシージャを実行してデータ共有を許可する必要がある。
・データ接続側はデータ閲覧情報についてメールが届くのでその情報をもとに接続する。AWS AthenaやGoogle BigQueryからも接続可能。

MySQL Enterprise Monitorについて – フルエナジー 原田氏

・MySQL Enterprise Monitorはデータベースのパフォーマンスや可用性をリアルタイムで可視化できるツール。Enterprise Editionが必要。
・OCIのMySQL Heatwave Database ServiceはEnterprise Editionなので利用可能。
・Query Analyzerがよく利用している機能。MySQLサーバーで実行されるSQLステートメントを監視して、各クエリの詳細、実行数、実行時間を確認可能。

LTで知ったこと

・DaaSをOCIで実現するためには、OCI Secure Desktopを利用する。
 ・最低台数が10台から。
 ・Microsoft のライセンスが何を用意すればよいかはOracleさんは回答してくれない。
・Zabbix 7.0 LTS からAWSなどのクラウド監視に対応予定。(OCIは未定)
・クラウド間通信は3ms-9msのレイテンシが発生する。AP/DBを分離するとハマることが多いため注意。