【復習編】CentOS最新動向と今後のゆくえを閲覧した。その時のメモ。
CentOS Streamの特徴
・RH Enterprise Linuxのロングリリース版ディストリビューション。
RHに取り込まれる新しいパッケージが追加される。ここでテストしてからRHに取り込む。
(今までCentOSはダウンストリーム(RHと同じソースコードでコンパイル)だったが、Streamはアップストリーム)
・ミラーサイトから旧バージョンのisoは削除されているため、過去のバージョンと同じサーバの構築は難しい。
・アップストリームのためベンダー(ISV/IHV)はサポートに消極的
その他
・RHは1サブスクまで開発用に無償利用可能だったが、16サブスクに拡張されている。
・無償で似ている環境を使いたければ、以下OSが有力。
RockyLinux(RockyLinuxFoundationが主体)、AlmaLinux(CloudLinux社が主体)
・両方RHのダウンストリーム。
・脆弱性対応速度について3月BINDの脆弱性であれば
Streamは2月22日、RHは3月1日、AlmaLinuxは3月9日に対応パッケージが提供されている。
・Almaの意味は「魂」。almalinux-deployでいい感じに移行できるらしい。
・FaceBookはStreamに切り替えたという情報もあり。
ただし8時間ごとにアップデートされているような環境であり、そこまで参考にはならないかも。