osc2015-tokyo/fallに参加した
そのときのメモ
Apache CloudStack最新動向 -千葉豪さん-
特徴
・元は商用だったが2011年にCtrixSystemが買って、オープンソース化した
・インストールするものが少なく、管理しやすい
・アカウントの管理をユーザに委譲することで管理者がすべて対応する必要がなくなる
・CloudStack管理サーバを利用して、それぞれのHyper-VやKVM、XenServer、VMWareなどを操作可能
(マルチハイパーバイザー対応しているが、それぞれに制約あり)
バージョンについて
・Hyper-Vはv4.3から利用できるようになった
・現在v4.5
・v4.6に向けて品質を担保できる体制に
(現在マージはリリースマネージャーのみ。今まではコミッターが即コミットできていたらしい)
管理アーキテクチャ
無償エディションも登場!インフラエンジニアなら知っておきたい、Nutanixによる仮想化環境とストレージのあたらしい形 -島崎聡史さん-
Nutanix Community Meetup #1 – Nutanix入門編も参考に
技術的にはJapanese Nutanix Bible(Pilot site)が詳しそう
Nutanix
・オンプレミスでITインフラを徹底的にシンプル化する
・オラクルやGoogleファイルシステムを開発していたエンジニアがスピンアウトして立ち上げた会社
大規模であるため汎用的なHWを利用し、すべてをソフトウェアで制御し、計算処理やデータを分散させるという設計
→通常の会社でも利用できるように製品化した
・煩雑なインフラを維持、運用にコストがかかっている。それをシンプルにする設計(製品を積み上げていくだけでスケールアップ)
・特に海外で実績あり
・ハイパーコンバージドインフラ専業は珍しい
・今までHypervisorは色々選択できたが、さらに選択肢をシンプルにするためHypervisorも自作している
・ガートナーが公表する統合システムのためのマジック・クアドラント(Magic Quadrant for Integrated Systems)で高評価
ここ数年のインフラ
共有ストレージ、SANを利用してライブマイグレーション・HAを実現
ここ数年のインフラが抱える問題
解決案
・コンバージドインフラ
コンピューティングやストレージ、ネットワーク、サーバ仮想化というデータセンターの
主要なコンポーネントを1つの筺体にまとめている
・ハイパーコンバージドインフラ
ソフトウェアを強化してさらに多くのコンポーネント間の統合を強化している
ソフトウェア処理で仮想環境のサーバと共有ストレージを単一HWに統合
Nutanixでのハイパーコンバージドインフラ実装方法
・各HypervisorにCVM(NutanixControllerVM)が存在
・CVMがハードを認識する。複数VMがやりとりして、ディスクをひとつの大きなディスクと認識させる
・NDFSという独自のファイルシステムを実装しており共有ストレージ不要でスケールアウト可能
データはローカルサーバと他のサーバに保存して二重化する。読み込み時はなるべくローカルから取得する
・冗長性があり、CVMのロールアップアップデートが可能
・スペックが足りなくなったらサーバを1台追加するだけでOK(操作も容易)
ただしストレージだけ増やしたい場合やストレージは足りているけれどもCPUが足りない場合などでも
1台追加する必要があるため、他のハイパーコンバージドインフラと比較して割高となる
今度あったときに質問したいこと
・CVMが他VMのIOを制御する→他VMがCVMと通信するための機構をインストールする必要があるか?
・Hypervisorにて他VMのStorageIOを奪える仕組みがある?
・NDFSは他のファイルシステムと可用性があるか?もし辞めたくなったときの移行方法は容易か?
・購入後はHyper-V環境(Windows)インストール後、CVMをインストールするイメージ?最初から全てオールインワン(だとライセンス?)
オープンソースをベースとしたIOTの活用方法について -千葉忠悦さん-
ものの定義が変わってきている
ソフトウェアを利用してものを再定義しようとしている
Software Defined Anything
Webエンジニアが知っておきたいインフラの基本(おかわり) -馬場俊彰さん-
ハートビーツ-60人中50人がインフラエンジニア
セキュリティで考えるべきこと
IPAのガイドラインが裁判の軸となったこともある