PHP Conference 2015 に参加した

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PHP CONFERENCEに参加した
その時のメモ

PHPの今とこれから 2015 / 廣川さん

今年は1995年に生まれて20周年の記念するべき年
サーバサイドプログラムの8割を占める

EOLとなったPHP5.4以前のユーザは84%(w3techsより)
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PHP7の売りは高速化

(アプリ次第であるが)
PHP5.6と比較して約2倍高速
HHVM3.9は更に約10%高速
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リリースサイクル

リリースサイクル1年、ライフサイクル3年(バグ修正2年、セキュリティ修正1年)
という流れに、PHP5.4から乗っている
この流れていけば、1年後にはPHP7.1もリリースされるかも
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スカラー型宣言と戻り型宣言

デフォルト動作はnon strictモード
Scriptモードを有効にすると、型チェックを実施する
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パーサ関連の変更

パーサとコンパイルが分離された
これによってソースコードの見通しがよくなった
将来的にバグを起こしにくくなる

注意点

エクステンション削除(ereg,mysql,mssql)
→wordpress利用時など注意したほうがよいかも

クラウドから地上まで。Azureがどうやって動いているのか掘ってみよう / 高添さん

PHPを実行したいとき
→Azure Webアプリがオススメ
→30秒前後で環境が構築される(Microsoft WebMatrixを利用すればよりスムーズに作業可能)
→PHPの実行バージョンを[構成]より動的に変更可能
→サイトのスケールも動的に変更可能
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Azure momentum

@todo 画像持ってきたい
毎月9万社ほど、追加で利用されている
PHP7が利用できるタイミングとPHP5.4が利用できなくなるタイミングは調べてみたい
(質問したが調べないとわからないとのことだった)

1リージョンあたり60万の物理サーバが利用されている
(日本全体で1年間で購入されるサーバは50万台)

超高速WordPress~PHP7 vs HHVM vs PHP5.6 / 中村さん

http://www.prime-strategy.co.jp/resource/pdf/PHP2015Tokyo.pdf

「WordPressとサーバをチューニングしてどこまで高速化できるのか?」

CPUの開発ロードマップは動作クロックよりもコア数を重視している
(4年前の4GHzくらいからほぼ変化していない → ハードの進化による処理速度向上は期待しづらい)
→HTMLページロード時間を短くして、1秒あたりのリクエスト処理数をあげることが重要となる
※ポイント:コア数が増えても処理できる同時アクセス数は増えるが、ロード時間は減らない
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HHVM:何度も利用される部分をJITでコンパイルしてネイティブコードへするため高速

※PHPアクセサレーター
PHPの中間コードをキャッシュする仕組みのこと
5.5からはOPcacheを利用するべし(+20%)

MySQL5.7にやられないために知っておいてほしいこと / yoku0825さん

バージョンアップ前に確認する

フリマアプリ「メルカリ」を急成長を支えるエンジニアリング / 久保さん

https://speakerdeck.com/cubicdaiya/hurimaapuri-merukari-falseji-cheng-chang-wozhi-eruenziniaringu

Nginxをバリバリ利用している
ないものは自分たちで作成している

さくらの専用サーバをメインとして利用している(AWSが一部)
専用サーバはコストパフォーマンスが高い

Diet Cakeを利用
→1日1億PVのためのフレームワーク

nginxについて
・nginxにてHTTPS or SPDY を利用している
・4万同時接続の際もロードアベレージ0.1以下
・TLS Sessionのキャッシュができることがメリットのひとつ
・nginx1.9ではHTTP2が利用できる代わりにSPDYが利用できなくなる
 iOS9の利用率があがってから検討予定
・Upstreamを動的に書き換えるモジュール(Dynamic Upstream for nginx)を利用して
 ダウンタイム0のデプロイを実施している

いまどきのPHP開発環境-2015年秋- / @shin1×1さん

・クライアント
 PhpStorm
 Vagrant

・フレームワーク→コンポーネント指向がよく利用される
 Laravel
  symfonyコンポーネントを多用してたり、他のコンポーネントも利用している
  →いいとこ取り
 フレームワークに従うのではなく、アプリケーションの部品として利用する
 作りたいシステムがあって、それにあったフレームワークを利用するべし

・CI継続サーバ
 SaaSなら
 Travis CI(GitHubのみと連携できる)・Circle CI
 がオススメ

・PaaS
 Heroku
 Azure WebApps

ライトニングトーク

ランダムデータをPHPで作る / @sizuhiroさん

https://speakerdeck.com/sizuhiko/randamudetawophpdezuo-ru

generatedate.com
→テストデータを作成できるサービス
→とにかく適当な値を入れたい時にオススメ
 そうでなければ(日本語)fackerがオススメ